経済・政治・国際のブログ記事

時間外診療の話を書いたついでですので、
そのテーマに沿って、話題を拾ってみました。

毎日新聞の今日のニュース。

時間外診療:厚労省調査で医療現場混乱 回答拒否の医師も

ネットのニュースは、すぐ消えてしまうので、
少し長目に引用しておきます。

08年度の診療報酬改定を見据え、厚生労働省が開業医を対象に実施中の、時間外診療実態調査が医療現場の混乱を招いている。・・・

・・・「夜間、休日の診療状況を調べ、時間外の報酬を検討する」というのが厚労省の言い分。
・・・しかし、「時間外診療をしない開業医の収入を減らすのが目的」と受け止めて回答を拒否する医師が相次ぎ、大阪府医師会が「非協力」を組織決定するという異例の事態になっている。

厚労省は次期診療報酬改定で、開業医の時間外報酬を手厚くする代わりに・・・夜間や休日に診療をしない開業医の収入を抑える意向だ。

「厚労省調査では、昼間の努力が反映されない。開業医が夜診に積極的でない印象を与え、報酬を減らす方へ誘導する狙いがうかがえる」と話す。

医療関係の団体の多くは、献金等で自民党のパトロンになっていますので、
あまり、役人も手が出せないと思っていました。
こういうところにも、自民党の弱体化が影響しているようです。
ついでに、今の厚労大臣も献金をもらえそうもない人ですし、影響力がないわけです。

ここぞとばかりに、役人さんがイニシアチブを取ろうとしていて、
医師会がそれに反発するという構図なのかもしれません。

なにしろ、いろいろ制度上の問題点がありますので、
医療関係者の中でも、待遇、境遇の落差は大きいでしょうし、
行政が考えなしに何かをすると、
ツケが回るのは結局、ポリティカルなことで時間を浪費する余裕がない人たちばかり。

まじめに医療をしている人たちや患者を、
犠牲にするのだけは避けていただきたいと思います。

奈良県で妊婦さんがたらい回しにあって、死産した問題で、
舛添さんが早速、改善指示を出したとのこと。
『舛添厚労相は「今回のことをきっかけに、現場と首長、厚労省の連携がとれていないと感じた。
定期的な協議が必要だ」』(読売新聞)と述べたそうですが、
この方はやっぱり国際政治学者とやらで、医療現場の現状にうといのかな、と一瞬、感じさせました。

救急患者の受け入れで、形はいろいろあれど、
たらい回し的なことは日常茶飯事になっていて、
何も特別、奈良県だけの問題ではないような気がしますし。

自分の経験からの話になりますが、
私は十二指腸潰瘍持ちだったのですが、薬を飲んでも効かない体質のようで、
肝臓に分解酵素があるせいで、薬が効かないということが判明するまで、
何度か十二指腸の血管からの出血(これがなかなか止まらない)で、
三度入院するはめになりました。

ある夜、下血があり、貧血で、頭を起こすことができなくなったので、
救急車を呼んでかかりつけの大学病院へ行きました。
どの病気のどのレベルかで、返していいか、通院か、入院か、など、
国のガイドラインがあるみたいで、私は入院になるのですが、
行政の縦割りのように、病院内の各科の縦割りがあって、
ベッドがあっても夜間宿直医では割り振りができないようでした。

朝になって、内科の偉い人が来て、
「眼科のベッドを使う。こちらの方が緊急だから。
眼科の方で、拒むようだったら、何とか委員会に提訴する」
とまで言って、やっと、処置室からベッドに移ることができました。

三度目の入院の時も、問題があって、
「手術をするのなら入院ができるのだが、
内科的に直すのなら、他の病院に移ってもらうしかない」と、いうことになりました。
外科のベッドは空いていたんですね。
ピロリ菌ごときで局部の切除は嫌なので、他の病院に移りましたが、
移った病院でまた、血液検査で、血を抜かれました。
貧血なんだから、もう、一滴でも失いたくないっていう状態だったんですが・・・

たらい回しの救急車が、たまたま、交通事故を起こしたことでニュースになりました。
話題になったからって、大臣がそれに飛びついて、
自分が何かできる気になっているとすれば、
マスコミによって自我肥大に陥ったインテリバカとしか思えません。

問題解決にならないのがわかっていて、ガス抜きで号令をかけたとしたら、
まだ、そちらのほうが政治家として才能があります。

多分、後者でしょう。

舛添さんは、頭がいいですから。

インテリバカ

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自分がバカだと思っている人は、それほどバカではないんですが、
自分がバカなことに気がつかない人ほど、バカであることが多いようです。

「馬鹿」は当て字でしょうが、馬が自分を馬だと思っているのは、馬鹿ではないんですが、
馬が、自分を鹿だと思うと、馬鹿ということになります。
そういう意味では、知識があるから、馬鹿ではないというわけではなく、
客観的な自己認識や状況判断ができない人が、「バカ」というわけですね。

これは結構きつくって、
人は自分を自分自身が外から見れないようになっています。(当たり前ですが・・・)
自己愛というものも、人間に元からある本能のようなものです。
これも客観性を損ねる一因になります。

客観性を持つということは、自分自身に厳しくないといけませんから、
甘くなるとすぐ、バカのほうへ転げ落ちます。
自虐的に思えるかもしれません。

また、たとえば、自分の所属している組織、家族、国などを部外者として、
外から見ることもできません。
ですから、外の意見を取り入れられない人ほど、バカに転げやすくなります。

バカにつける薬うんぬんとは、逆に言えば、外からの薬がきかない状態が「バカ」の状態で、
閉塞的な状況だということです。

ですので、「インテリバカ」という状態もあり得るわけです。

何を言いたいのかというと、安倍総理も、ミイラ取りがミイラになった舛添氏も「バカじゃないの」と・・・

ただそれだけ。

ブラジル訪問中の菅義偉総務相は17日午後(日本時間18日未明)、ブラジリア市内で同行記者団と懇談し、現在のインターネットに代わる「新世代ネットワーク」の研究開発に着手する方針を明らかにした。

とのこと。

研究自体は、それなりの価値があるのでしょうが、その目的というか、動機というか、
記事を読むと、間が抜けているように思えます。

「残念だがインターネットは米国が進んでいて、何をやっても追いつかない。日本がインターネットに代わる技術で主導権を回復したい」

アメリカで進んでいるのはインターネットだけじゃなくて、CPU開発も、OSも、特許も、
そこら辺は全部、進んでいるわけで、
通信技術だけで何とかなるものじゃないと、わからんのかしら。

それより、技術的な遅れを取り戻すには、英語教育を徹底してやることで、
大学の授業なんか、外国なみに全部英語でやるくらいにまでならないとダメでしょう。

昔は、技術はモノといっしょにあって、モノがあれば言葉はいらなかったのが、
今は、技術は情報といっしょになっているわけですから。
その情報は、ほとんど英語ベースですし。

プログラミングなんか、英語圏と日本の温度差が大きすぎて、
とても太刀打ちできない状況ではないでしょうか。

この大臣、この発言で、島国根性丸出しです。

テロリズムというのは、どう転んでも、とうてい受け入れられるものではないんですが、
「テロ=悪」に決まっているから、やっつけたい奴がいたら、テロリスト扱いすればいい、というのでは困ります。
それじゃ、話が逆です。

「vsテロ」というのが、錦の御旗になってしまって、対テロのためには他所の国を侵略してもいいとか、
それで何の罪もない人が巻き込まれて死んだり、
それじゃ、どちらが悪だかわかりません。

テロ特措法を延長するかどうか、民主党の小沢代表が反対の意向を示しましたが、
同時に、NATOのアフガン治安支援部隊に自衛隊を送ることには、前向きな姿勢を示したそうです。
これって、どういう意味があるんでしょう。

いま、テロ特措法でやっているのは、
アメリカ主導の軍事行動のための後方支援、自衛隊の軍艦による給油任務なのでしょうが、
この「アメリカ主導」というところが、この法律のキモなのかもしれません。

アメリカはNATOの指揮下に入りたくないし、
日本がNATOの方へ行ってしまうと、いろいろと困るのでしょう。

で、他の国の「テロとの戦い」の軍艦、て、何をするものなのでしょう。
航空母艦から戦闘機を出しても、ミサイルをぶっ放しても、
「ここはテロリストのアジト」と表札のでているところを攻撃できるとは思えないのですが。

アメリカのやっていることは、実は「対テロ」の形を取った「文明の衝突」なのではないか、
と、勘ぐりたくもなります。
だって、『悪の枢軸、テロ支援国家北朝鮮』(とアメリカが言った)、その国はアメリカ的には、OKなんでしょ?
(Webで読んだのですが、アフガニスタンにも、アメリカの大手石油会社がパイプラインを建設しているそうです)

テロ措置法の延長ができなくて、英米が不機嫌になっても、
それは、「お前、こっちにつく気があるのか?」という、意味ですからねぇ。
いい加減、「ジャイアンにつくスネオ」を、卒業してもいいんじゃないかと思います。

ただ、「対テロで国際協力しなくていいのか」っていう、話じゃないみたいです。

アメリカからは、アフガンにヘリコプターを送って欲しいという要請もあるみたいで、
そうなると、アメリカの庇護を得るために、自衛隊員の命を差し出すか、
それとも、アメリカはおかしい、と言える国になるか、
どちらを選ぶか、っていうことでしょう。

マルサスの罠

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まあ、難しいことは分かりませんが、
たとえば、アフリカなどを思い浮かべるとわかりやすいです。

農業生産性が悪く、人口の分だけ食物を生産できない状態だと、
需要と供給のアンバランスで、食品や土地の値段が高くなり、
人々の収入が、全部、生きのびることに費やされて、
生産性を高める方向に回らない、
で、生産性が悪いまま、という、堂々巡りの均衡状態に陥っていることを、
「マルサスの罠」にハマっている状態と言うらしいです。

マルサスの罠は、所得の最低生存費水準についての考え方ですが、
社会的な生活最低水準と言うことで考えれば、
日本も、ある種の罠にはまっているように思えます。

ある、生活レベルの人間は、
医療費、年金を払って、将来の不安のために貯金はよっぽどでなければ使わないで、
とんとんで生活しています。
そうなると、個人的に生産性を高める、学ぶ、知的水準を高く持つ、
ということがしづらいですから。
ちょっと失敗すると、あとは、泥棒するか、のたれ死にするかしかない、
そういう人たちが増えているような気がします。

拷問禁止委員会

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国連の拷問等禁止委員会が、日本政府に改善措置を求めていることを新聞で知りました。
ネットでも、いろいろ報道しているようなので、具体的には、そちらを見てください。

拷問といっても、暴力をふるうのだけが拷問じゃなくて、
真綿で首を絞めるのも、人権無視なわけです。

そう考えると、日本国民みんな、年金で首を絞められ、
無駄遣いの穴埋めの増税で首を絞められ、
教育やいじめで首を絞められ、
自由競争と言いつつ強者が有利になる経済原理で首を絞められ、
とんでもない国ですね。

たとえば、官庁の情報公開の状況も、日本は先進国ではあり得ない閉鎖性を持っていると聞きますし、
年金のごたごたや、市場の不透明性や、
よその国からすると、日本は北朝鮮並みに、人権無視の国になりつつあるんでしょうね。
ただ、国際的には資本主義陣営にこびてるから、問題視されていないだけで。

安倍総理が、北朝鮮にリビドーを傾けるのには、無意識の中で、
将軍様がうらやましいという気持ちがあったりして。
まあ、冗談だと思ってください。

なにやら、イランがきな臭いみたいですね。
テレビで言っていました。

ヤフーで確認してみました。

>イラン軍がイラク領侵入 クルド武装勢力掃討で
>イランと巨額契約調印へ 中国、米の制裁論けん制
>イラン核、未申告活動を「懸念」…IAEAが報告

何かあったら、政治的な意図がない一般市民が一番かわいそうですよ。
やめてください、お願いですから。

日本も、便乗しようなんて考えないで。

昨日(18日)、NHKのニュースで知ったのですが、
経済産業省が、経過措置一部終了に伴う対策として、

(1)中小事業者向けに、無料出張検査サービス等の支援を行う。
(2)事業者の届出の書式の徹底的な簡素化を図る。
(3)いわゆるビンテージものの販売について特別承認制度を利用できるようにする。
(4)相談窓口体制を抜本的に強化する。

ことを、発表しました。
発表自体は、14日にされたようですが・・・。

「経済活動の自由」に関しての問題があるから、悪法だと私は思っているのですが、
ますます、御上の介入がご丁寧にも、おせっかいになり、混乱した様相を呈してきました。
ますます、大きな政府です。
日本は共産主義国家を目指しているのかもしれませんね・・・。

我が国の市場に安全な電気用品を供給し、国民の皆様に安全な電気用品を使っていただくことを目的・・・
というのが、この法律の趣旨のようです。

売ってダメなら、使ってダメということではないですか?
使うのはPSEマークが無くても、安全なのですか?
安全に使っていたものが、売ると危険なものになるのですか?
自己責任ですか? 
それじゃ政府の出る幕じゃありませんね。

ところで、「いわゆるビンテージ」ってなんですか?
なんか、リストをつくってくれるそうです。そうなんですか?
誰が、ビンテージかビンテージでないか決めるんですか?
その根拠は? 
市場が決めるんですか?
それじゃ政府の・・・

もうやめた。

IMGP9291s

「日本を変えます」と、政治家は言います。
「日本を変えてしまいました」と、言う政治家は、あまりいません。
ましてや、「私が日本を、こんなに悪くしてしまいました」
と言う政治家は、全くいないと言っていいでしょう。

日本がよくなるのは、政治家の手腕で、
悪くなるのは、コントロール外のことがおこるから、と考えるのでしょうか。

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