職務質問

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IMGP1271s

勝手に街を撮っていると、「地元の治安当局(おまわりさん)の職務質問」という事態も無くはないのですが、
それはそれ、私もいい大人ですし、
向こうも、酔狂な中年(私)の相手をしているヒマも、もったいないでしょうし、
なるべく、そういうことにならないように注意して、写真を撮っています。

しかし、このあいだは、ウッカリしてしまいました。
「ああ、パトカーが止まっているな」と思いつつ、そのすぐそばを通り抜けたら、
近くに犬が居て、「撮ってくれぇ」と日だまりの中で誘っているではありませんか。
つい、パトカーのことも忘れ、カメラを向けてしまいました。
犬は、「かまってくれぇ」といって吠えるし、
これでは、近くにいた二人のお巡りさんも、不振人物(私)に声をかけないわけにはいきません。

「何しているんですか。」
私より若いお巡りさんでした。
「あ、ご苦労様です。これ。犬を撮ってます。」
犬はまだ吠えてます。
「写真の収集家なんでしょう。」
(写真を集めているわけではないんですけど・・・)
「ええ、趣味ですね。」
趣味でも、捕まる趣味もあるので、免罪符にはならないんですけど。

若い頃は、「私は絵の仕事をしていて、資料にするので、」と言って、
納得してもらったこともありました。
大概の人は、写真を撮ることは他のなにかの目的のためだと思っています。
良くて、今を記録するもの、くらいに思っています。
写真そのものが、なんかしらの文化のようなものだとは考えていません。

「近くの方?」
「はい、散歩がてらで・・・」
「それじゃあ、あれですから。」
「どうも、ご苦労様です。」

何の会話だろう。

家へ帰って、写真をみてみたら、
犬があまりに動くので、ぼけてました。
なにが文化だ! へなちょこ写真。

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